この本を読むことにしたきっかけ |
数年前からあまり覇気のない声で仕事をしていたら、上司から「君はまずは腹から声を出すことがまず第一だね」といわれ、そのときは
( ´_ゝ`)フーン
と思っていましたが、昨今、人の前で話したり説明することが求められるようになってきましたし、私もそういったことに多少前向きになってきたので、この際、声も良くしてしまおう!と思い、以下の本でトレーニングを積んでみようと思いました。
どんな本? |
人と話しているときに「エッ!?」と聞き返されてしまう人にお勧めな本。なぜ聞き返されてしまうかというと「声」と「心」は密接に関係していて、自信がない人は自然と聞き取れない声になってしまっていると当書では主張しています。ただ、「心」を変えるのは難しいので、先に「声」を変えていこう!というのがこの本のコンセプトです。
声が変われば、考えが変わる!
がモットーだそうです。
ただ、あまりにも精神的に参っていて大きな声が出せない場合は「先に休養を取るなり、元気を取り戻してください。」と言っています。そこまで丁寧に言ってくれるなんて律儀な本なんだと感じました。
本の構成としては、まずは声に関する基礎知識の話があり、そのあと具体的なトレーニング方法が書いてあります。それを実践すれば声が出せるようになるそうです。あとは、声を出す際の心構えなど、電話応対のコツなども書いてありました。
開口形と閉口形 |
この本では、口の形を開口形(かいこうけい)、閉口形(へいこうけい)の2種類に分けていて、母音によって決まります。
「う、お」のように、口が丸みを帯びた形で開いている状態を「開口形」。
「い、え」のように口が横に広がっているのを「閉口形」と定義しています。
「あ」は口を縦にも横にも開くので「開口形兼閉口形」
よく使う挨拶などを開口形、閉口形に分け、言い方を変えると相手に気持ちよく伝わるそうです。
例えば「はじめまして」は「閉口形」。「よろしくお願いします」は「開口系」に分類されます。
(なぜその分類になるかはここでは詳しく解説しません。詳しくは書籍で(^_-)-☆)
開口形の場合は
「やわらかくできるだけゆっくりとした口調でしゃべる」
閉口形の場合は
「にっこりとした表情で穏やかな口調でしゃべる」
でしゃべると良いそうです・・・読んだ瞬間、両者の違いがあまり分かりませんでした。。。(「穏やか」とか「やわらかい」とかって人によって捉え方が違うような気がします(汗))
私はこうとらえました。
サザエさんで例えると
開口形は波平さんが「こんにちは」としゃべるイメージ。
閉口形はカツオが「いただきます」ってしゃべるイメージです。
・・・わかりづらいかな?
本の評価~実践あるのみ?~ |
声に関して無頓着な方は読んでみると面白いと思います。序章あたりは面白く感じましたが、大部分は実践してみないとなんともいえません。
というこで、当ブログ恒例、一週間チャレ~ンジ!
当書籍で紹介している以下のトレーニングを実践してみたいと思います。
1、声を出す前の3分ストレッチ(所要時間:3分)
2、自分の最良の声を確認(所要時間:15秒)
3、あいうえをレッスン(所要時間:30秒)
4、呼吸法(所要時間:1分)
5、息圧を高めるレッスン(所要時間:5分)
トータル約10分ってところでしょうか?
本当は仕事行く前の朝にトレーニングしたいけど、朝起きられないので、寝る前くらいにやってみます!