2019年3月21日(木)、「マスターマインド・エンターテイナー」中田敦彦さん著の「労働2.0」刊行記念 講演&サイン本お渡し会に参加しました。講演も聴けて、サイン本も直接手渡しだし、握手もしてくれました!すげーなこのイベント・・・。
記念の意味も込めて、講演を聞いて気づいたことを書きます。
自分のズッキーニは何か?
「労働2.0」の表紙には
「やりたいことをして、食べていく」
というフレーズが入っています。
講演会でも、それに関するヒントのような話がありました。
その中で、
自分の育てたズッキーニを他の村で交換することにより、新しい道が開けていく
という話がありました。
ここでいう「ズッキーニ」とは自分の持っているスキル・実績のことを指します。
また「他の村」とは、他業界のことを指します。
そういったズッキーニ(実績・スキル)を他の村(他の業界)で披露すると、自分の業界では当たり前だと思っていたことが、他の業界で当たり前ではなく価値の高いものとして認識されるらしいのです。
中田さんの場合は”「幸福洗脳」立ち上げで得た物販のノウハウ”が自分の育てたズッキーニにあたります。それを材料にして、中田さんは、後輩のお笑い芸人のグッズの物販をプロデュースしているようです。そして、また”お笑い芸人の物販をした”という実績を交換材料にして、次の新しいことをしていく・・・それを繰り返していくうちにイノベーションが起こる・・・
いわゆる、「わらしべ長者」ならなぬ「ズッキーニ長者」ということです。
そうか!ズッキーニを他の村で交換すればいいのか!
あれ?そもそも自分のズッキーニって何だろう?
って思いました。私はプログラマーではあるけど、ただただひたすら言われたことを指示通りにやってただけだし、品質の良いものを作れたかというと、あまり自信がないし、もしかすると・・・
俺のズッキーニ、腐ってるんじゃないか?
と思いました。ただ、講演でもう一つ中田さんが言っていたことがあり、
何もなければ、そこら辺にある石でもいいから投げろ!
という話もありました。要は使えるものは全部使え!という意味です。
なので、腐っているズッキーニでも、
相手に投げつけるもよし、
すりつぶして、艶出し液を作るもよし、
「腐っているのではなく、発酵しているのだよ!」と言い方変えるもよし、
色々方法はあるのだと思いました。
また、別に今出す必要はなく、もっと価値のあるものに育ててからでもいいしね!
講演を聞いて隠しルートが増えてくる気がしました。
質問コーナー ~子育てについて~
講演の後半は質問コーナーがありました。講演が始まる前に質問カードに記載して提出しておき、その中から選ばれた質問を中田さんが答えてくれるという形式でした。
なんと!私が書いた質問が採用されました!
自分の心に刻み込む意味でも、このブログに掲載しておきます。
質問の内容は
「自分の子供にも好きなことで食べさせていきたいのですが、中田さんはお子さんに対してどんなことをしてあげていますか?」
っていう感じの質問でした。
それに対するアンサーは・・・・
放置プレイ
でした。よくよく聴くと、ただの放置プレイではなく
自分が好きなことをやって楽しみ、見守ること。
ということでした。
そもそも中田さんは「子供に何かをしてあげる」という感覚が嫌だそうです。また、親に恩着せがましく、何かをしてもらったという記憶はないそうです。素晴らしい親ですね。
確かに私も親に「何かをしてあげた感」を醸し出されると嫌だったし、息子に「何かしてやろう」と恩着せがましく近寄ると激しく拒絶されています。
ただ、中田さんは親のことをよく観察していたそうです。
こういう風に生きているんだぁ~、こういうことに価値を見出すんだぁ~などなど。
なので、
自分が好きなことをやって楽しんで、自分の人生を充実させること。
それを子供が観て、あとは子供がどう判断するかは子供に任せているようです。
子供との距離感が絶妙!
見習いたいです。
講演会の雰囲気
会場にはたくさんの幸福洗脳Tシャツを着ている人がいました。講演で中田さんが「すぐ吸収する奴が好き」と言っていましたが、
良いと思ったら、即行動する!
そんな猛者たちが集まる会場だと思いました。中田さんを始め、講演会に参加するような行動派の人たちと場を共有することで、少し自分も何か成長できたような気がする、そんな会場でした。
最近は、Youtubeなどで講演も観れるようになっていますが、リアルで集まると講演会自体がパワースポットのようなものなのになると思いました。今後も参加していきたいと思いました。