かなり批判されそうなタイトルです。「何も本気でぶつかってないのに、自分を探せない」などという意見をよく聞きますが、個人的には
「余計なお世話です」
少なくとも人から言われるようなことではない!自分の人生です。そもそも「本気でぶつかったかどうか」というのもいったいどうやって確かめるのか?
あくまで自分で納得した上で行動すべき!
一番やってはいけないのは、
「他人の意見に流され自分で決めないこと」
だと思います。
私もつい最近までそんな感じでした。(今も気を抜くと人の意見に流されます)
例えば尊敬する上司に
「自分探しなんて、やめろ!嫌なことでも本気でやればいいんだ!」
なんて言われた日には
「そうかぁ今の仕事を本気でやるか!」
なんて、思ってしまいます。
ただし、上司を尊敬していて信頼でき、万が一騙されても良いと思えるのなら本気でやるのも一興です。
しかし、そうでなく腹落ちしないのならば、自分で決めるべきなのです。
私は今まで自分で人生を決めない(他人に委ねること)で、様々な危険だけは回避してきました。
しかし、それと引き換えに、生きがい、生きる勇気を失くしてしまいました。
気が付いたら、35歳のできないプログラマーになっていました。かろうじてプログラマーは中学生からの夢でしたので願いは叶いましたが、人から言われた仕事を、ただイイ顔をして受け続け、不具合だらけのプログラムを押し付けられ、タイトなスケジュールを引かれても文句ひとつ言わず受け、かといって、腕はよくないのでさらにバグを埋め込み、疲弊だけする毎日を過ごすようになってきました。
自分で決めないと、他人が勝手に変なもの・変な仕事を押し付けてきます。だったら周りから笑われようと「自分がやりたいこと」を探すべきなのです。
もちろん、家族がいる方、守るべきものがある方は無理はできないとは思いますが、工夫したり家族に了承してもらったりすれば、その状況に応じたことができるはずです。
自分の人生、一度だけ。「自分探しは痛い」と笑われても私は「自分探し」ができる人を尊敬します。
昔、週刊少年ジャンプで「ROOKIES」という漫画があり、ふと思い出しました。
熱血教師が、不良高校生を巻き込み甲子園を目指す漫画なのですが、
他人の夢を馬鹿にした発言をすると、熱血教師が
「人の夢を笑うなぁ!人は何歳になっても夢を見ることができるんだ!」
といって、鉄拳パンチを喰らわすのです。
その当時は、鼻で笑っていましたが今思えば、素晴らしいと思うようになりました。今度読み返そうかな。
夢にときめけ!明日にきらめけ!
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