1.天職創り

35歳になりました。part 2

前回の続きです。ちなみに前回の更新から時間が経っているのは、プログラムの不具合対応に追われ、記事を書く時間が確保できなかったからです。。。
前回の記事で書いた通り、35歳までに実力がつかないとこんな羽目になるのでご注意を。。。

さて、前回からの続きで35歳になっても、入社2,3年目のビジネススキルしか持たない人材が35歳定年の対象だといいましたが、そもそもなぜそんな人が35歳まで仕事をできるのか?ということです。

一言で言うとこの業界が「人材不足」なのです。もっと厳密に言うと、人材欲しい時と、欲しくない時の並みが大きいので、少しでもプログラムを書ける人がいれば「キープ」をしておきたいため、すぐクビにはできないのです。

この業界の仕事というのは、ある一定に仕事があるわけではなく波があります。例えば消費税の税率が変わったり、会計の法律が変わったときなどは会計システムの開発の発注がたくさん舞い込んできます。
大きな開発の発注が舞い込んで来た場合、当然大規模なので人員が必要です。ただ、優秀な人というのはどこでも引っ張りだこなので、確保ができません。なので、多少、技量が低くてもいいからプログラムが書ける人を「キープ」しておくのです。(もちろん、優秀な人も数名は引き込まないとプロジェクトは成り立ちませんが)

ですから、多少、仕事ができなくても毎日、出社して、指示待ちで言われたことしかできない、もしくは言われたこともできないくらいの人でも、すぐクビにはならないのです。もしその人をクビにしても新しく優秀な人材が見つかるとは限らないし、もし大規模な開発案件があったら頭数として必要なのです。

だからといって、楽して良いわけではありません。一般的な話では、できる人は入社2、3年目である程度の開発ができて、後輩を持ち、5年目くらいには開発リーダーになる人もいます。後輩ができることや開発リーダーになることは、ポストが限られてますので、会社の状況など色々あるので一概には言えませんが少なくともそういった立場を任されたらできるような人材になっておくべきかと思います。

そういった人材にもならず、35歳までプログラマーを続けていると私みたいに大変なことになります。。。

これはまた、次回の続きで。。。

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