今年8月で35歳になりました。現状、しがないプログラマーを続けていますが、よく巷ではプログラマー35歳定年説と言われていることについて、35歳になった私が考察してみたいと思います。
私が思うにプログラマー35歳定年説というのは、
「35歳になっても入社2,3年目で習得したプログラム言語を使い続け、その後、そのプログラミング言語の技術に対して、勉強を続けず、またお客様へのホスピタリティーも低い、ビジネススキルも低い状態で仕事をし続けている人には当てはまると思います。」
早い人では、20代から、遅くても30代くらいからは、ただ設計書を元にプログラムを書き続けるだけでなく、お客様に接して要件を聞きながら設計をするようになります。最初はできないのは当たり前ですが、徐々にそこで慣れていかないと、大きなバグを作ったり、お客様を激怒させたり、大変苦労することになります。そして35歳くらいになるとそのキツさでやめてしまうのです。
実は私は現在、恥ずかしながらこのような状況でして、正直、自分から辞めたくなるような辛さです。
計画通りにプログラム作れないわ、相手の意図したプログラム作れないわで、予定をオーバーしまくり、昔は残業の規制もなく、そのオーバーした分を残業で補ってきましたが、最近は残業規制もありただただ、期日に間に合わず、怒られる(あきられる)始末。周りに迷惑をかけているという重圧がのしかかるのが一番の辛さといいましょうか。
上記のような存在は通常他の業界だったら、2,3年も立たずに即クビな気がしますが、この業界は不思議なことに35歳くらいまでならやれてしまうのです。
なぜかというと、一言でいうと人手不足なのです。
この「人手不足」というのが、やっかいです。長くなるので、次回はまた続きで。