「二重Nバック課題(Dual n-back task)」という脳のトレーニングをすれば、脳のワーキングメモリが増え、よりよく生活できます!という話があります。
その大前提として睡眠・運動・食事は必須のなので、別記事に書きました↓
「Nバック課題(Dual n-back task)をする前に絶対に必要なこと」
私の経験や集めた情報から考えるに『今やるべき』と思う人と、『そうでない人』がいると思ったので記事にしてみました。
私は脳科学者ではないですが、自分がプレイしやすいようにDual-N-Backのゲームを作成し、実施してみた感想を述べたいと思います。
Nバックを今やるべき人とそうでない人
まずは結論から言います
『今やるべき人』
→極めたいことが無い人
『やらなくてもいい人』
→極めたいことがある人
はい。以上!!
簡単に言えば
「俺、やりたいことがあって、将来、〇〇になるんだ~。」
って人は、Nバックなどせず、その〇〇をやればいい話なんです。
ただ、
まだ自分は何をすればいいのかわからないっ!
なにやっても怒られるし、ダメな気がするぅ
こんな人はNバックやったほうがいいと思います。
(何度もいうけど睡眠・運動・食事は大前提)
なぜか?
これを説明するのためには、人間が持っている2つの知能について説明する必要があります。
それは結晶性知能と流動性知能です。
結晶性知能と流動性知能とは?
以下、引用文です。
結晶性知能は、個人が長年にわたる経験、教育や学習などから獲得していく知能であり、言語能力、理解力、洞察力などを含む。 一方、流動性知能は、新しい環境に適応するために、新しい情報を獲得し、それを処理し、操作していく知能であり、処理のスピード、直感力、法則を発見する能力などを含んでいる
Dual N Back-Taskをすると、流動性知能のみが向上すると言われています。
上記の通り、流動性知能は新しい環境に適応するための知能です。
まぁ最初の飲み込みが早い人というのは、流動性知能が高い人なんでしょう。
例えば、将棋を例にすると、ルールだとか簡単な勝ち方などは流動性知能でまかなえるのだと思います。
しかし、
将棋でプロを目指す!
となると、棋譜などから経験を蓄積していく必要があるので
結晶性知能が必要になってきます。
要は
ルールやセオリーを理解するとき「流動性知能」
物事を極めるとき「結晶性知能」
ということだと私は解釈しました。
なので
自分はこれを極める!
っと思っているのならそれに没頭したほうが良いと思っています。
将棋を極めたいのなら棋譜を頭に叩き込んだり対戦を繰り返すなどして、将棋のことに没頭すればいいし。
テニスをするのなら、テニスの壁打ちでもすればよいと思うのです。
Nバックなんて、やっている暇はないのです。
ただし、ひたすら努力してもその先に進めず、壁にぶち当たっているのなら、気分展開でNバックをして流動性知能を鍛えるのもよいのかもしれません。
「で?実際、アナタは効果があったの?」と思っている人もいると思うので、
実際、私がDual-N-Backをしてきた感想を今度、別記事で書きたいと思います。
二重Nバック課題(Dual n-back task)ができるおススメゲームについて
現状Nバック課題ができるゲームは検索すればたくさんありますが、おススメを紹介したいと思います。
1、東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング – 3DS
結局、お金や場所に糸目をつけなければ、これが一番かな・・・計算しながら記憶しているからかなり鍛えられると思う。おそらく、タッチペンで数字を書くことでも脳を刺激している、二重にも三重にも効果があるとみています。
ただ、電車の中でやるには何かと目につくし、ゲーム機をもっていなければお金がかかります。自宅でじっくりやるならこれですね。
メンタリストDaigoさんが考案し、その弟・松丸良吾さんが開発したアプリです。日本で二重Nバック課題系のスマホアプリではこれが1番ダウンロード数多いかな?
スマホのアプリなので、電車の中でもできますが、一時停止ができないので夢中にならないようにしてください(笑)
無料ですが、1回プレイするごとに広告がでますので、少し気になります。
3,Nバック計算
1の鬼トレと同じですが、スマホアプリなので、場所・時間にとらわれずトレーニングができます。そして、シンプル!かつ容量が軽く、サクサク動きます!
ただ、1の鬼トレのほうがタッチペン使って数字を書いているので1の方が効果ありそうです。
番外編[Dual N Back Habits]
手前味噌ですが、自分が開発したアプリです(テヘw)
2のDaigoさんのアプリでトレーニングしてたのですが、
・毎日のプレイ状況をカレンダーでみたい
・グラフで管理したい
など、色々、思うことがあったので、
自分で作っちゃいました。。