先日、「マスターマインドエンターテイナー」こと中田敦彦さん著「労働2.0」を読みました!
なぜこの本を手に取ったか?
近年、仕事をしていて、全くやる気が起きなく危機感を感じていました。
- このままだと、人材ならぬ人罪になる。(既になってるかも?)
- 仕事を頑張って、万が一、良い人材になれたとしても、これが私のゴールなのか?
- 自分には息子がいる。嫌々働いてる姿を子供に見せたくない。
- 子供には今の私のように嫌々働く人間にはなってほしくない。そのためには親の私が見本をみせなければ・・・
と、などなど、様々な迷いが生じ、昨年から、ブログを立ち上げて、まずは「元気を回復すること」「自分の好きなことをすること」を始めていました。少しずつ元気も取り戻し、様々な情報も吸収するくらい元気になったところで、
「好きなことで仕事をしたい!」
と強く思うようになりました。しかし、まだ何をしていいかわからない状態でした。そんなとき、ふと、以前から尊敬していた中田敦彦さんが「労働2.0」という本で「やりたいことして、食べていく」というキャッチコピーで出版されると知り、これだ!と思い、出版記念講演会にも参加し、そこで中田さんから手渡しで受け取った「労働2.0」を早速読みました。以下、私が思ったことを感想として書きます。
世の中には3種類の人間がいる
中田さん曰く、この世の中には3種類の人間がいます。
A:言われたことをちゃんとできる人
B:言われたことをできない人
C:言われてないこともする人
そうすると、断然Cの人が一番出世します。Cの行動をとると「余計なことをするな!」と怒られることもありますが、クビにならない程度の行動ならバンバン怒られても良いと中田さんは主張しています。
なるほど、AではなくてCか!
しかし、これを読んで私は思いました。
正直にいいましょう!会社では私は・・・・
Bかもしれない・・・・
そもそも出世には興味はないけど、Bの人間のままで良いわけはない。
しかし、今の状況に嘆いても、しょうがない。
この話のミソは「気持ちの持ちよう」だと解釈しました。
Bの人でも、Aを目指しつつ、Cのように振る舞うことが大事だと思いました。そうしていくうちに、AやCに近づいていけるはず。怒られるだろうけど、これから好きなことで稼いでいくと決めているので、上司に怒られても堪えないはず。目的をしっかり考えれば、そもそも怒る上司は私の周りにはいないはず。今の会社には申し訳ないけど、練習のつもりで、色々動いてみようと思いました。
「すごい武器」を使わず、やりたいことで食べていく方法
この本では
大きなものに挑戦するときにすごい武器を使おうとするな
という話がありました。なぜなら、その武器が手に入らないとわかったら、そこで挑戦がおわってしまうからです。
「お店を起業しよう!でも、”経営者としての実績”という武器がない・・・やめよう!」
てな感じで。。。。
そうではなく、「今、自分の持っている武器で戦え」ということです。それをこの本では
日本刀とかマシンガンとかすごい武器を使おうとせず、自分の足元の石を拾って投げろ!
と、主張しています。
ただ今の私は、「足元の石があるのかどうか分からない」状態です。
目下探している最中ではありますが、ふと思い付きました。
あれ?もしかしたら、「足元の石」というのは、「時間を浪費してすごい武器を作ろうとした」ものに隠されているかもしれない。時間を使ってすごい武器を作ろとしたけど、武器にならずに、そこらへんに残骸が転がっているような気がするのです。
日本刀を作ろうとして失敗して余った、鉄や砥ぎ石。
マシンガン作ろうとして失敗した余った、パーツや火薬。
その残骸を掛け合わせればいいじゃないか?
それに、この本でも
そこそこのものを組み合わせると良い効果がでる。
と紹介しています。私も自分の人生振り返ってみて、洗い出してみようと思いました。
1億総勇者~志があれば誰でも勇者になれる~
文末に中田さんは、自分をRPGに例えたら「勇者」だと言っています。
勇者とは、必ずしも能力が高いわけではないけど「魔王を倒すぞ!」と宣言して、能力のあるメンバーを集める人のことを指します。
戦士は、能力が高いけど「魔王倒すことは考えなかったぁ~」と言う人。
中田さんは、
戦士のままでも素晴らしいしけど、誰でも志があれば勇者になれる!
といっています。
まさに1億総勇者時代の突入なのかもしれません。
私は今、戦士でもないし、例えれば「勉強が下手な魔法使い」程度のものだと思っています。
勇者になれるのか?そもそも立派な魔法使いになれるのか?はわかりませんが、
この本を読んでこれから「勇者」に近づこうとしてるだけは確かです。
今、「勇者に近づこうとしている姿」を子供に見せている時点で、まずは、私の目的は1つ達成しているといっていいでしょう。この本に感謝するとともに、更にこれだけでは終わらず、これを機に更に、やりたいことをして、稼いでいきたいと感じました。