1-5.天職活動

[書評]人生うまくいく人の感情リセット術~感情リセットで人生絶対無敵!?~

今まで

ストレスなんてぜ~んぜん気にしな~い!何それ?

と知らん顔して、人生、生きてきましたが、人生そんなに甘くない。

ストレスについて無頓着でいたらある時、一気に火山が噴火するかのように、吹き出てきてガタがきました。ストレスが噴き出してどうなったか?
私はこうなりました。

・誰かに言われたことがイチイチ気になり、集中力・理解力低下。
・上記の低下によるケアレスミスの増加
・何事もやる気がなくなる。

現在は周囲の協力もあり、ブログ記事を書くほど元気になりましたが、また「ストレスが襲ってきたらどうしよう」という不安がぬぐい切れません。そんなときに、以下の書籍を購入しました。

書籍:人生うまくいく人の感情リセット術
著者:樺沢紫苑
出版社:三笠書房

書籍の内容と当書籍を読むことにした理由

”世の中の「悩みの9割」は当書で解決する。”という豪語から始まるこの書籍。そして”世の中の悩みの9割はネガティブな感情が原因”だと主張しています。

何故そんなことが言えるんだ?

と思う方もいると思いますが、著者の樺沢紫苑先生は今まで精神科医として大勢の患者さんを診てきた実績に加え、youtubeやSNSツールでの悩み相談もこなしている専門家だからです。精神的な悩みを解決する専門家としては日本でも屈指の専門家ではないでしょうか?その悩みのエキスパートが言うんだから間違いはないと思います。

”世の中の悩みの9割はネガティブな感情が原因” とありますが、確かに自分のストレスの原因を振り返ってみると「誰から言われた一言」、「自分が言った失言」がネガティブな感情に変わり、それが元になっていることがほとんどでした。なので、私はこの本から学びを得ることを決めました。以下、書籍の中で私が実践しようと思ったことを紹介します。

ポジティブな言葉をいうと、パフォーマンスが上がる ?

当書籍では「ポジティブな言葉をいうと、パフォーマンスが上がる」と主張しています。 そんな馬鹿な!?と思うかもしれませんが、科学的な実験でそれが証明されています。書籍で紹介されていた実験では パフォーマンスを上げたい行動の前に 「ワクワクする」と言う言葉を、言葉にすることでパフォーマンスが上がるという実験結果が出ています。
実験では「ワクワクする」という言葉を使っていましたが、要は「ポジティブな言葉」ならなんでもいいということです。なので、私は好きなアニメ・特撮ヒーローから言葉を借りて「絶対無敵・元気爆発・熱血最強・最初からクライマックスだぜ!」なんて言葉を言うようにしています。(流石に周囲に人がいると恥ずかしいので、1人の時に言うようにしていますが・・・・)

泣く・笑うとストレス発散になる

泣く、または笑うストレスが発散するそうです。私は今まで「笑う」ことはしていましたが「泣く」ということをあまりしていませんでした。誰に教わったわけではないですが「男は泣くものじゃない!」という古い固定観念がありました。なので、映画やドラマで泣きそうになっても、どうにか別の事に気をそらすなりして、泣かないようにしていました。ストレス発散の絶好のチャンスを潰していたわけです。
また、「泣くこと」について、身近に好事例があることに気が付きました。私には5歳の息子がいます。彼は泣き虫で、何か思い通りにならないことがあると大声で泣き叫びます。しかし、泣いた後は何事もなかったの如く顔がスッキリしていました。

身近に「泣くことで感情をリセットしている達人」がいたのです。しかも自分の息子が・・・!

当書籍を読むことで、身近に見習うべき好事例があることに気が付きました。息子を見習い、私も泣くべきときは積極的に泣いていきます。

逃げるが勝ち?

当書籍に紹介した、感情をリセットする方法を実施しても、どうにもならない場合は「その場(会社など)から逃げてもいい」そうです。必ずしも「逃げない」という選択肢が正しいとは限らないということは、中国の兵法にも書かれているし、歴史(太平洋戦争など)がそれを証明していると著者も主張しています。
実際に逃げなくとも、「逃げても良い」という選択肢を持っておくことで、心に余裕ができ、思い切って今の現状に立ち向かっていけると感じました。自分の手札に「逃げる」という選択肢が追加され、心に余裕ができました。

最終奥義でもあり基礎である「睡眠・運動・休息」

当書籍では様々な感情リセット術を紹介していますが、これらの方法はあることをしないと全く効果がでないと著者は主張しています。それは

睡眠・運動・休息

です。

睡眠は7時間以上。運動は週2回、1回1時間以上の有酸素運動を行う。休息は入浴やストレッチなどを推奨しています。本来人間には自然治癒力があるので、それを発揮させるのが「睡眠・運動・休息」なのです。「睡眠と運動」は当書籍が発売される前から樺沢紫苑先生のyoutube動画などでも主張していたので、実践していました。 私の場合は、 実践した結果、

効果絶大

でした。睡眠をとったときの日中の能率や、運動した時の解放感、どれもかけがえのない習慣となりました。
ていうか、ハマります。 1度味をしめてしまうとやめられない良い習慣だと思います。2018年のマイブームは「睡眠と運動です!」 って言ってもいいぐらいの効果でした。

実生活への影響は・・・?

「運動と睡眠」は効果あり!それ以外の効果はまだわかりません!
当書籍を読み切ったのが2018年12月30日。感想を書いた日は2019年1月6日なので、まだ効果はわかりません。ただ、実践しやすいことばかりなのですぐに効果が現れると思います。何の書籍でもそうですが、実践しないことには全く効果は現れません。当書籍はとにかく実践しやすいように、読者を背中から押してくれるかのように書いています。そして再現性が高いです。再現性が高いとは

「誰がやっても同じ効果が出る」

ということ。2019年、当書籍の内容を実践することで今年も”絶対無敵”な飛躍の年にしていきたいと思いました。当書籍には、効果を裏付ける実験データ、豊富なノウハウがまだまだ掲載されているので、興味のある方は購入されることをお勧めします。

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